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N邸リノベ 5 天井張り

執筆者の写真: 平野 裕子平野 裕子

更新日:2023年9月10日

松山市北条N邸工事現場より・自然素材のリノベーション


N邸リノベ、前回のフローリング張りから、今回は天井張りです。



天井の仕上げは2種類。




|天井その1:モイスボード張り



キッチン・ダイニングの天井はモイスボード張りです。

仕上げにはこの上に漆喰を塗る予定です。



通常、家づくりの下地ボードには、石膏ボード(プラスターボード)が多く使われますが、このお家では石膏ボード使わず、健康と環境にやさしいモイスボーを使います。



【 モイスの特徴 】

1)粉末にすると肥料として使える

2)調湿効果が高い

3)消臭効果が高い

4)カビがはえにくい

5)防火・耐火性能もバッチリ

6)シックハウスの心配なし


村田さんと髙田さん、大工さん2人での作業。


石膏ボードよりも白っぽいですね。

これは原料に漆喰と同じ石灰が多く含まれているからです。


キッチンとダイニングの天井のボード張りができました。





|天井その2:杉板張り


リビング(旧和室)の天井には杉板を張ります。


仕上げだけでなく、天井の高さが違うのが分かりますか?



仕切られていたもともとの部屋を広げてLDKとして使うので、仕上げと高さに変化をつけて設計してみました。


リビング側が少し天井が低く、板張りで落ち着く空間。キッチンとダイニングの方は、漆喰の白で明るく広がる空間をイメージしました。 DKの天井高は、以前とくらべて変わらないくらいの高さなのですが、リビング側を少し低くすることで、これまでより高く感じさせる効果を狙っています。



天井高に差をつけて、間接照明を仕込みます。


板張り天井、最後の仕上げ部分です。



LDKの天井、完成しました。



次回は、キッチンの取付けです。

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