松山市北条N邸工事現場より・自然素材のリノベーション
N邸リノベ、前回のフローリング張りから、今回は天井張りです。

天井の仕上げは2種類。
|天井その1:モイスボード張り
キッチン・ダイニングの天井はモイスボード張りです。
仕上げにはこの上に漆喰を塗る予定です。
通常、家づくりの下地ボードには、石膏ボード(プラスターボード)が多く使われますが、このお家では石膏ボード使わず、健康と環境にやさしいモイスボーを使います。
【 モイスの特徴 】
1)粉末にすると肥料として使える
2)調湿効果が高い
3)消臭効果が高い
4)カビがはえにくい
5)防火・耐火性能もバッチリ
6)シックハウスの心配なし

村田さんと髙田さん、大工さん2人での作業。
石膏ボードよりも白っぽいですね。
これは原料に漆喰と同じ石灰が多く含まれているからです。

キッチンとダイニングの天井のボード張りができました。
|天井その2:杉板張り
リビング(旧和室)の天井には杉板を張ります。

仕上げだけでなく、天井の高さが違うのが分かりますか?
仕切られていたもともとの部屋を広げてLDKとして使うので、仕上げと高さに変化をつけて設計してみました。

リビング側が少し天井が低く、板張りで落ち着く空間。キッチンとダイニングの方は、漆喰の白で明るく広がる空間をイメージしました。 DKの天井高は、以前とくらべて変わらないくらいの高さなのですが、リビング側を少し低くすることで、これまでより高く感じさせる効果を狙っています。

天井高に差をつけて、間接照明を仕込みます。
板張り天井、最後の仕上げ部分です。

LDKの天井、完成しました。
次回は、キッチンの取付けです。
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