自然素材のリノベーション・松山市北条の古民家より
今年の春にリノベが終わった古民家活用をご紹介します。 古民家をオフィスとして使いたいというKさんが、リノベーションを頼んでくれました。以前オープンハウスに来てくださったのをきっかけに、中古物件+リフォーム前提での物件探しのお手伝いをしていました。
最終的に見つけた築70年以上の古民家。建物の一部をリノベして、Kさんのオフィスとして使えるようにします。
中に入ると通常の住宅と違って、広々としたスペースが広がっています。ここは洋裁学校として当初建てられて、後年は更紗染めの教室やイベントとして使われていた古民家でした。
2階には懐かしい黒板があり、作業用のデスクがあり、教室の名残があります。
教室の隣のこの部屋も24㎡(12.5帖)あります。住居としてではなく、カウンセリングオフィスとして使うだけなので、すべての部屋をリノベする必要はありません。使い方や予算を話し合い、主に1階の空間に手を入れることにしました。
|リノベーション前にイベントを企画
工事までに数か月時間があったので、手を入れる前の古民家を借りてイベントをすることにしました。企画したイベントがこちら、「環境と暮らし」をテーマにした目からウロコの学べる座談会シリーズ。
工事に入るまでの期間、4回に渡って開催することにしました。
イベント準備中。ここはリノベで大きく変わることになります。
テーブルを囲んで和やかな雰囲気の座談会にしようと、コーヒーやお茶も出すことにしましたが、ただのお茶会になってはいけないので、ちゃんと学びがあるようにしようと内容もしっかりと準備しました。
|イベントでの反応は?
SNS上のみでの告知が2週間切っていたので、それほど人が集まらないと思っていましたが、想定以上に多くの人が来てくれて用意していた椅子はいっぱいになりました。
うれしいことに、第一回目が終わった後、ほぼすべての人から「とてもよかったです!」というメッセージをいただきました。感想を書くアンケートは用意していなかったのですが、個人的にメッセージをいただき、残りのイベントすべてを予約してくれた方もいました。タイトル倒れではなく、興味が湧いて学びが楽しくなるような内容にしようとがんばったので、「本当に目からウロコでした!」と言ってもらえたことは本当にうれしかったです!
これは第一回目の「暮らしの中の木のはなし」の参加者にプレゼントした山桜のコースター。造作家具工事で出た端材を使って作ったものです。
第3回は講師にプチグリッドを実践している齋藤ゆうくんを呼んで「意外と簡単自家発電DIY」
DIY自家発電カーを見せてくれました。ミニ冷蔵庫、パソコンの電源もあり、携帯の充電もできます。
第4回は発酵研究家のたずさんのランチ付き漆喰塗り体験でした。この日は色々な人が顔を出してくれて話がはずんだり、参加者さんどうしでつながりができたりと楽しい会となりました。 次回からはリノベ工事の様子をお伝えします!
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