自然素材のリノベーション・松山市北条の古民家工事現場より
今年の春にリノベが終わった古民家。前回は工事前に古民家で開催した「環境と暮らし」をテーマにした目からウロコの学べる座談会イベントをご紹介しました。今回からはいよいよ工事スタートです。
4回に渡るイベントも終わり、いよいよ工事スタート。まずは解体作業からです。
天井や床、そして腰板は合板仕上げです。当初建てられて時間が経ってからリフォーム工事をしたのでしょう。新建材は完成した時が一番見栄えが良く、時間と共に残念な感じになっていきます。プリントの板はいかにもニセモノで安っぽく見えるし、床は湿気でベコベコになったりします。逆に、自然素材であれば年月を経てその真価を発揮します。
|解体スタート:自然素材を取り戻そう!
今回のリノベでももちろん、ビニールクロスや合板のフローリングなどの新建材はなしでいきます。特に古民家は自然素材が合いますしね。
天井の合板を撤去すると、やはり元々の板が見えてきました。合板の天井よりもよっぽどいい雰囲気ですが、天井を高くし梁を見せるために、今回はこの板も撤去することにしました。壁がすでに明るくなっているのは、イベントでの漆喰塗り体験で、みんなで作業したからです。
一階の大きな空間を支えるための大きな丸太の梁が見えてきました。
大きなスパンを飛ばすために、丸太の梁が入っていたんですね。
床も解体し、合板仕上げの天井、床、腰壁の撤去完了しました。工事はまだ始まったばかりですが、合板が取り除かれて自然素材に囲まれると、しっくりくるというか落ち着きますね。
次回は床組とフローリング張りの様子をお伝えします!
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