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執筆者の写真平野 裕子

趣味に囲まれた秘密基地 ・手刻み大工高田さんをたずねて愛媛県内子へ


|小さくてシンプルで移動可能な井戸の囲い


井戸のポンプなどを雨から守るための屋根囲いをつくってほしいとW様から依頼がありました。そこで手刻みチームの一人、元宮大工・たかた工房の髙田さんにつくってもらうことにしました。


水と木の間で、打合わせ風景、松山市北条、庭のある家
髙田さんと事務所で打合わせ。なぜかいつも猫が寄りつく。

小さくシンプルな造りで、移動できるようにしよう、と話し合いました。移動できるようにするためにどんなつくりにするのか、髙田さんのアイディアで工夫してくれることになり、小さな仕事ながら楽しみになってきました。



|趣味に囲まれた秘密基地「たかた工房」をたずねて


材料の準備ができ、材の刻みがはじまると、愛媛県内子の山の中へ「たかた工房」をたずねました。


水と木の間で、手刻み、大工、たかた工房
手刻み中の髙田さん

水と木の間で、手刻み大工、たかた工房
趣味の多い髙田さんらしい秘密基地のような仕事場。


水と木の間で、手刻み大工、たかた工房、本棚
どこにいっても本棚が気になる私です。元宮大工の髙田さん、大工道具の本が多いですね。

水と木の間で、手刻み大工、たかた工房、本棚
ヘルメットにガン!? 髙田さん、大工の他に何してるの? 笑


水と木の間で、手刻み大工、たかた工房、バイク
以前はロッククライミングに入れ込んでいた髙田さん、今は山でバイクレース。

仕事を見に来たのについつい趣味の話で盛り上がってしまいました。そう、髙田さんとはいつもこうなんです。話題が豊富で、話が仕事だけに収まらないんです。



|道具について人一倍熱い気持ちをもつ大工さん



水と木の間で、手刻み大工、たかた工房、大工道具
こちらにある道具はほんの一部、だそうです。

水と木の間で、手刻み大工、たかた工房、大工道具
特注で作ってもらった正繁の叩き鑿と会津系の古い鑿との比較。鑿の柄は自作(高田さんにとっては自作が鉄則らしい)。

棚にしまってある道具を私がのぞき見ていると、取り出して解説してくれました。

大工道具に関しては、マニアックな知識を持つ髙田さん。



水と木の間で、手刻み大工、たかた工房、大工道具
鋸の名工 大場正一郎の両刃鋸。こちらの持ち手(柄)ももちろん自作。

熱心に本を読んで研究するだけでなく、仕事の中で実際に自らの手で道具を使っているのがいいですよね。




水と木の間で、手刻み大工、たかた工房

道具について人一倍熱い気持ちをもつ大工さんです。



水と木の間で、手刻み大工、たかた工房
バイクと一緒にお仕事♪

この後、現場で実際に組み上がるのが楽しみです。

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