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家はつくってからが面白い。

  • 執筆者の写真: 平野 裕子
    平野 裕子
  • 2022年8月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年9月5日


家をつくるのが仕事ですが

家はつくってからが面白い

と日頃から思っています。

家が完成した時は

物がなにもないがらんとした空間

すべてが新しくてきれいな状態。

そこから生活がはじまって

暮らす人の個性が出てくる。

生活感のない建築雑誌に出てくる家を見るより

人が長年生活している家の中を見る方が

私にとっては断然面白いです。



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家具が入り

暗くなると灯がともり

人が集まり食事をする。



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新建材の家はできた時がピークですが

自然素材でつくられた家は年月を経て

いい味が出てきて風格を増す。



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たとえばこのテーブル。


10年以上経っていい味が出てきました。

使い込んでたくさん傷があっても

雰囲気が出るのは自然素材だから。




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生活感が一番見える場所は

なんといってもキッチン。

もれなくわが家のキッチンも

道具や雑貨があふれてきました。



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システムキッチンではない

オープンの手づくりキッチン。



自然素材でできた空間では

プラスチック製の大量生産品ではなく

自然素材を使った手づくりのものや

年月を経ていい味の出たものを置きたくなる。


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親友から送られてきたお皿たち。

彼女のお母さんが趣味でつくった焼き物。



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最近のお気に入り雑貨はこれ。

古道具屋さんで見つけてきたカゴたち。



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小ぶりな丸テーブル。

桜の無垢材で注文して

製作に2ヶ月待っていました。



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大工さんにつくってもらった

キッチンカウンターの山桜より色が薄い。




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家をつくった後が面白い。

何といってもその人それぞれの暮らしの場、

生活の基本の場所だものね。

そこには考え方、個性、哲学、

生き方がにじみ出てくるものなのです。

とまあ、固いことは抜きにしても

日々の暮らしを楽めるって豊かですよね^^

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