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わたしの寄り道遍歴その3 フリーになってからの葛藤の日々

最終更新: 2020年10月14日


工務店を辞めフリーになってから、自分の進むべき方向性を模索してました。 それからの数年間は、春に亡くなった師匠の側で一緒に仕事をしていました。 彼女は愛媛に来てから私を導いてくれた人で、プライベートでも仲良くしていました。 木造の住宅だけでなく、鉄骨やRCの建物を設計させてもらいました。 2人でデザインを考え、私が意匠図面やパースを描き、打ち合わせや現場監理も一緒に行きました。 新しいことに挑戦もしてみたかったし、工務店と違って設計事務所がどういう仕事の立ち位置で動いているのかを学ばせてもらいました。 その頃すでに彼女の病気のことは分かっていたので、病院に図面を持って行って仕事の打ち合わせをしたこともありました。 仕事の合間に時間を見つけて、一級建築士の試験勉強をしていました。 誰とも遊ばず、ただ仕事と勉強の日々でした。





その間、心の中は不安と葛藤で大きく揺れていました。 死について考え、自分の人生について考えました。 彼女を失うかもしれない、と考えると恐怖でいっぱいになりました。 勉強なんてしていていいのだろうか。 できるかぎり彼女と一緒に過ごす時間をつくるべきではないのだろうか。 私は彼女に何ができるのだろうか。 その思いが原動力となって、ある日ブログを書き始めました。 一級建築士の試験は、一次の学科には合格しました。 秋にある二次の製図試験に落ちました。 私は本当に建築に向いているのだろうか。 私の師匠は「ゆうちゃんなら大丈夫。建築に向いている。これから愛媛を担う建築家になって」と言ってくれていましたが、心の中で自己懐疑はぬぐい切れない。 自分の中に建築家というイメージはまったくないし、建築家という言葉自体に違和感を感じる。 私の原点は、家だけじゃなくて、家を含めた環境、暮らし方にある。 自分は自分の道を開拓していこう。 そう決意を決めた去年、ウサコちゃんに出会いました。 私が去年まで7年間住んでいた北条のアパートの上の階に、ある日引っ越してきたのです。 その4へつづく

その頃、設計監理した現場

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#基礎 #建築 #アドバイス

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