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  • 執筆者の写真平野 裕子

海の側の家リノベプロジェクト|はじまり

更新日:2023年9月5日


海の側の家リノベプロジェクトには3つの動機があります。 それは・・・ 1)庭と自然素材のショールーム 2)事務所・住宅・シェアハウスとして多機能な家 3)自分で手を入れる体験 1)庭と自然素材のショールーム 土地に縛られず自由でありたい、そんな思いからずっと賃貸派でした。だからこれまで安い建材を使っている賃貸物件ばかりに住んでいました。 でも「自然素材の家を設計するぞ」とはりきって公言しておきながら、自分自身が合板の床やボードとクロスに囲まれた空間にいることになんとも耐えがたくなりました。言っていることとやっていることが矛盾しているというのは、なんとも居心地が悪いものです。 そして街中マンションで一年間生活してみて、窓から木々や植物が見えないこと、鳥や虫の声が聞こえないことが思った以上に精神的にこたえました。



だからこそ、やりたいことが明確になりました。

自分が本当にやりたいこと、進みたい方向性を知るためには、嫌なことも経験することで見えてくるのかもしれません。 壁の家に実際に住む体験をしてみたい、自然素材を使ってリノベーションしたい、そしてその空間をショールームとして使いたい。心の声は大きくなっていきました。



2)事務所・住宅・シェアハウスとして多機能な家

去年設計事務所を立ち上げてからというもの、自宅のマンションで事務所登録をしていました。つまり、ちゃんとした事務所がない状態でした。 生活の場としてだけでなく設計事務所&ショールームにしたい、しかも庭付きで便利な場所、できれば海の側がいい。でもそんなすべてが叶う物件なんてあるわけないよなあ・・・・

不動産探しをはじめて数か月後、私のイメージにぴったりの物件が見つかりました。奇跡のようなタイミングというのはまさにこのことでした!


自宅としてはもちろん、大工さんと建てる自然素材の家のショールーム兼事務所にすることにしました。


また、この中古住宅のリノベ後の間取りがシェアハウスとして活用しやすいことが判明しました。LDKに新しくキッチンをつくるのですが、もともとのキッチンもまだ使える状態なので残すことにしたからです。キッチンの上に独立した部屋があり、他人が住んでもプライベート使いができます。 そこで、やりたいと思っていたシェアハウスも実現させてしまおうと考えました。 まさに多機能な家です。


リノベ後の平面図。庭のプランもできて楽しい♪



3)自分で手を入れる体験 図面上で空間の設計していても、自分で手を入れた経験がありませんでした。自分で手を入れていたくて長い間うずうずしていました。 とくにリノベとなると、何もない所からつくるのではなく、古い家がどのような問題を抱えているかをつぶさに観察することになります。家をつくった職人さんたちがどういう意図で、どういう気持ちで材を選び、配置し、つくっていったか。それが30年、40年と経ってどの箇所がどのように傷んでいるか。 解体することによって、どんな建材をどのように処分するかというゴミ処分とも向き合わなければいけません。新築の方がよっぽど楽だ、というのがよく分かる。家を建てる時には、解体やゴミ処分のことまで考える人はほとんどいません。

何事も大変さをくぐり抜けてはじめて分かることがたくさんあります。私にとっては体験することが何よりも大切だったのです。


パートナーのMarekがさっそく壁を解体してみました。壁を一ヵ所解体するだけでも山盛りの片付け処分が待っています。

友人も駆けつけて、えいやあっと肉体労働にはげみます。 この「土に還る家ショールーム」プロジェクトは素人の私たちが手に入れるDIYや通常の工事では見れない大工さんの高い技術、完成までを紹介してきます。汗かきながらガッツリ体験したいとおもいます。




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