宇和島の山の中で、自然と寄り添うサステナブルな暮らしをしている家族。 K邸の建前(上棟式)の様子をお伝えします。
上棟式は、手刻み大工さんたちが集結し、一日かけて柱や梁、棟など主となる骨組みを組み上げます。
早朝、大工さんたちが集結。 安全を祈願し、工事スタート。
この景色の中での建前。木組みの家にぴったりの環境です。
気心の知れたいつものメンバーなので、手際よく作業が進みます。
大工だん以外では一人、材木屋さんが応援にきてくれました。すべて天然乾燥材を使っています。
手刻み木組みの家はこの接合部分を見れば分かります。プレカットよりも複雑ですね。プレカットは接合部分がより単純で余裕があって、金物補強が前提となります。 そして柱と梁に四角い小さな穴があるのが分かりますか?
四角い穴に、この込み栓と呼ばれるものを入れるんです。込み栓には堅い樫の木を使います。
木組みの家は、建て方が進んでいくにつれ骨組みががっちりと強くなっていきます。
骨組みがしっかり組み上がってきました。天然乾燥材なので材の色が美しいです。
お昼はお施主さんの手作りのカレーをご馳走になりました。何よりもこの環境で食事ができるのが最高だなあ。
午後からも作業が進みます。毎回ですが、建前を見ていると大工さんたちに対して尊敬の念が湧いてきます。本当にかっこいいんですよね。 人の手で自然の材を使って家を組み上げる。出来るまでのプロセス、大工さんたちの動きや身のこなしを含めた作業すらもアートです。
棟が上がりました。お施主さん家族も2階に上り棟上げに参加です。
餅巻きの様子。ご近所さんがたくさん来てくれました。
無事棟上げが終わり、お施主さんがおもてなしをしてくれました。
お疲れさまでした!乾杯!
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