​こんな家をつくります

自然素材を使った土に還る家

 わたしたちがつくるのはこんな家です 

1.環境にやさしい家
2.小さな家
3.健康にいい家

4.地震に強い家

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1.環境にやさしい家 

環境を汚さない、自然素材を使った土に還る家をつくります。
自然と調和したサステイナブルな暮らしを実現する家です。

具体的には
●伝統工法:国内産の良質な木材を手刻みで加工します。基礎は石場建て、木組みには金物は使いません。
●合板、ボード(石膏ボードを含む)、クロス、ビニール床、自然素材以外の断熱材を使いません。
●壁は土壁(又はモイス)で、仕上げ材は漆喰又は板張りです。

​●材料の仕入れから廃棄までを全体のプロセスを把握し、環境破壊に加担するもの、環境に負荷をかけるものは使いません。

技術を持つ職人さんの手刻みにより木を一本一本加工します。金物を使わない木組みの伝統工法です。

壁は基本的に竹小舞を組み土壁です(天然素材のみでつくられた土に還る素材モイスを使うこともあり)。

漆喰や無垢のフローリングといった仕上げに自然素材を使うのはもちろんですが、見えない部分(写真は床下地)にも合板ではなく無垢材を使います。

造作家具(キッチンを含む)や室内建具も合板を使わず無垢材を使います。

2.小さな家 

低コストな合板やボードを一切使わず、国産の良質な木材、石、土、竹、漆喰など自然素材だけを使った伝統工法の家というと、心配なのが価格です。
家づくりを通して環境問題に最も貢献できると私たちが考えているこのような家づくりを、お金持ちだけの敷居の高い家にはしたくありません。
経済的な負担を抑えるためにたどりついたのが「プロセスをシンプルにすること」と「小さな家」。

必要以上に経費をかけないように「プロセスをシンプルにする」ためにも私たちの考えるチーム型がベストな選択肢となりました(チーム型の家づくりについてはこちら)。

そしてコストを下げるためにできる一番効果的な方法が、家の規模を小さくすることです。
私たちが考える心豊かな幸せな暮らしとは、「広い空間に多くの部屋と多くの収納スペースがあり、豪華な設備を入れた便利な家」といった暮らしではありません。

家はなるべく小さく、土地に余裕を持たせ、ゆったりとした外部空間を生活に取り入れることが、心豊かな暮らしにつながると考えています。

必要以上にものを所有せず、お気に入りのものだけで暮らす。家の窓からは青い空と木々が見え、鳥や生物が遊びに来る。土に触れハーブを育てたり、庭でお茶したり食事を楽しんだり。
暮らしの中に自然を取り入れることが幸せにつながると考えいています。

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3.健康にいい家 

そこで暮らす人、そして家をつくる人の健康を守る家をつくります。
仕上だけでなく下地など見えない部分にも化学物質が出るような建材は使いません

​屋根、壁、床の下地材も、造作家具や室内建具にも合板は使わず、無垢材を使います。

クロス貼りたての新築の家に住み始めた直後は気分が悪くなったという話や、新建材を常に扱っている現場の職人さんたちが健康を損なうというのはよく聞く話です。「まったく平気だよ」という人も多いと思いますが、だからと言ってそもそも健康が脅かされてしまうような建材を使って家づくりをすることがいいことだ、と考える人はいないはずです。

現在の大半の家づくりは、クロスや合板など接着剤を使用する建材が使われています。接着剤には揮発性の有害物質が含まれていて、シックハウスの原因となります。たとえ仕上が漆喰塗の壁や無垢材のフローリングだったとしても、それはあくまでも「表面上の仕上げ」であって、現在の家づくりの多くは下地などの見えない部分には合板が使われています。


また建材の性能評価で、F☆☆☆☆(フォースター)があるものを使っているから安心ということにはなりません。F☆☆☆☆(フォースター)の建材というのは、ホルムアルデヒドの発散が少ないというだけで、まったく含まれていないというわけではありません。またホルムアルデヒド以外の化学物質は規制がないため、F☆☆☆☆(フォースター)だから有害物質が含まれていないということではないのです。

そのような建材を使った​高気密高断熱の家は、シックハウスが起こりやすい環境をつくってしまいます。安価で施工がしやすく工期も短くできるそのような建材は、戦後大量に使われるようになりました。結果的にシックハウス症候群が増え、建築基準法で「24時間換気規定」が生まれました。長年自然素材を使って家づくりをしてきた日本の家では必要のないものでした。

化学物質の許容量は個人差があるので、気にしない人も多いでしょう。でも身体にとって有害な物質がたとえ微量でも含まれていれば建材や家具から少しずつ室内に放散され、そこで暮らす人は長年に渡り汚染された空気を吸って生活することになります。たとえ症状がでなかったとしても体内に化学物質が少しずつ蓄積することになるのです。


そもそも有害物質が出るような健康を害すような建材を使わなければいい、というシンプルなことです。

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4.地震に強い家 

地震に強い理由とその特徴


その1.伝統工法による「柔構造」で揺れをしなやかに受け流し、粘り強くもつ家

その2.一本一本の癖を生かして0.5ミリ以下の精密さで手刻み加工した木組みで、時が経つごとに強度が増す家
その3.荷重の負担がすくない小さな家

その4.たとえ地震で地盤が崩れても、「石場建て工法」により家自体が崩壊しない家

家の構造を金物などでがっちり固めて地震力に対抗する「剛構造」が一般的な耐震の考え方です。それに対して伝統構法は「柔構造」。構造をガチガチに固定するのではなく、プレカットではなく手刻みによって木を加工し、金物を使わない「木組み」によって柔軟で粘りのある構造をつくります。
「木組み」は組んでしまえば見えなくなります。見えない部分にはお金を掛けず手を抜きがちになりますが、宮大工として修行してきたここに集まる大工さんたちは、見えない部分の構造にこそ一番熱い想いを注ぎます。

工場であらかじめプレカット加工する場合には少々の誤差があっても簡単に組めるように、少し余裕をもって加工されています。そのまま組んだだけでは仕口部分が緩いので金物によって補強します。一方で
技術を持つ大工さんによって0.5ミリ以下の精密さの世界で手刻みした木を組んで構造をつくる家は、たとえ金物を使わなくても、木と木を組む仕口はとても粘り強いものとなります。

金物などでガッチリと固定する「剛構造」は、あるレベルまでの揺れにたいしては強いのですが、揺れが強大なるとある時点でボキッと構造そのものが破壊されてしまいます。それに対し、「柔構造」は柳のようにしなやかに揺れを受け止め、傾いても構造そのものが破壊されることなく元に戻る柔軟さがあります。


そうやって伝統的な日本の木造建築は何百年以上(法隆寺は1300年以上)も風雨にも地震にも耐える家をつくってきたのです。
一世代だけでなく何世代にも渡って風雨や地震に耐える家。
大工さん一人ひとりがそんな責任感を持って木を扱っています。